ヒップホップ、エレクトロニカ、トラップなど、あらゆるビートミュージックを吸収した個性溢れるアンビエント・ベース・ミュージックで評価を高めるイギリスの若手プロデューサーsubmerseが、各所で2014年のベストアルバムに選ばれるなど好評を博したファーストアルバム『Slow Waves』に続く新作をリリース。
昨年の日本滞在中、渋谷の高層ビルから日が落ちて夜へと変わる一日の変化を見て、都市の呼吸を感じながら製作していたという『Stay Home』は、街を歩く時、アパートの窓から外を眺める時、様々な都市のシーンで機能する夜のサウンドトラック。いくつかの楽曲では Juke/Footworkのリズムも鮮やかに取り入れ、絶妙なタイムラグ感のビートはさらに多彩に、柔らかなレコードノイズと光を反射するようにキラキラと広がるパッドのレイヤーが抜群の心地よさを約束してくれる。滑らかな絹のような感触と90年代のR&B、Slow Jamの質感を持った極上のチルアウト作。アルバムはflauとベルリンのレコードレーベルProject Mooncircleとの共同リリースとなっている。CDには3曲のボーナス・トラックを収録。
http://www.flau.jp/releases/r20.html