東京の西側をテーマに綴られたMachinoneのファーストアルバム『Tokyo』のリミックス集が発表。flauからアルバム『Funkel』をリリースしたTomlab/Kompaktのアンビエント・レジェンドNovisad、 先日の来日も記憶にフォークトロニカの名手F.S.Blumm、Plug Research/Chapter MusicのJeremy Dowerは10年ぶりの奇跡ともいえるカムバックでArchitecture In Helsinki以来となる貴重なリミックスを披露している。flauとも関係の深いオーストラリアの良質レーベルPreservationからはNat HawksによるPadna、Olan Mill、そしてBlack Eagle Childの3組。アメリカの新興レーベルPatient SoundsからはレーベルオーナーM.Sageと日本人アーティストHakobuneが参加。さらにサイケな意匠を施したHear Hums、Africa Pseudobruitismus、Tuluum Shimmeringや、Danny Norburyのチェロを最大限に引き出したイギリスのオーディオ・ヴィジュアル・ユニットOrigamibiro、霞がかったサウンドスケープで Machinoneの牧歌的な側面を封じ込めたアンビエント新世代Lee Noble、myspace時代から親交があるというスペインのGhost And Tape、シンプルな打ち込みで軽やかさを押し出した中国のme:moやwimなど、バラエティー豊かなアーティストによるリミックスを収録。
Machinone
東北生まれ。アコースティックギターを中心にバンジョー、クラリネット、足踏みオルガン、木製の玩具、小型ピアノ、オルゴール、ドラムブラシ、テープレ コーダー、鉄琴など様々な楽器を使い、広い意味での街をテーマとして作曲。親しみやすさと、柔らかさ、時に煌めきをも感じる旋律と共に、ベル、弓、ボタンなどを使った自作のプリペアド・ギターなどの実験的手法によって普遍的かつ独創的な音楽を作っている。2014年、6年ほど住んでいた東京の西側をテーマ に幻想を交えた作品「Tokyo」をflauより発表。