Shigeto – Lineage
日系アメリカ人の彼の曾祖父が第二次世界大戦で、祖父がコロラドのアパッチ収容所で受けた仕打ちを問う”Lineage(血統)”と重いテーマですが、
作品はそこまで重いものでなく、程よい望郷感と力強い意志を感じられるビートが堪能できます。
ベルリンで見た彼のライブはほんとエンターテイメントに優れていて凄かった。
是非日本でも観てみたいです!
ULFUR – White Mountain
今年一番聞いたかもしれません。
シガー・ロスのヨンシーのソロ作品を支えるウルヴル・ハンソンの2nd.
心地いいエレクトロニクスやドローン、味わい深いクラシカルな楽器たちが織りなすサウンドスケープはただただ身体を委ねたくなります。
Ametsub – All is Silence
友人でもありますが、お世辞抜きで日本が誇る最重要アーティストの3rd。
大傑作の2ndのプレッシャーがさもかかってるであろうと思いましたが、完成させたそのアルバムは、それらをものともしない自然な形でその道を歩んで、いや切り開いてくれています。
うまく言えませんが、アルバム聴き終わった後、大自然に触れた瞬間と似た感覚…と言いましょうか。
あぁ日本に生まれてよかった。と何故か思います(笑)
Yagya – Rhythm Of Snow
10年前に出されたyagyaの幻の1stの再発盤。
秋口に入荷予定だったのに伸びに伸びてやっと12月頭に手にはいりました!
ダブテクノ、アンビエント・テクノの中ではスモーク感が他と比べて清らかというか、聴きやすいし何処にでもはまりそうな気がします。
しかし再発したばかりなのに高額で速攻売っていますね。。
探せばまだ定価で売っている良心的なお店もありますので是非お急ぎ下さいませ。
mergrim – Intersect Landscape…
手前味噌ですみません。去年出した1stアルバムのリミックス、ライブ盤です。
当たり前ですが僕が大好きなアーティストにこれでもかというくらい参加してもらいました。
どのトラックもそれぞれの持ち味に料理してもらっていてリスナーとしてほんと楽しませてもらっています。
そして二枚目は打楽器奏者のkazuya matsumotoくんとのパフォーマンス、かなりテンション上がるといろんな方にお声もらってるのでお酒飲みながらでも聞いてもらえたら嬉しいです。
mergrimプロフィール
兵庫県宝塚市出身。東京を中心に活動する音楽家、光森貴久によるソロプロジェクト。
1998年よりバンドなどを経て2004年より現在のスタイルでのキャリアをスタート。
2006年に有志と電子音楽のレーベルmoph recordsを設立。
2008年、レーベルメイトとのUnit、mophONEの1stAlbum”plug”を発売。
mergrim名義では様々な作品を創り続け、様々な媒体へ制作の幅を広げている。
2011.1.11に初となるソロアルバム”Invisible Landscape …”をリリース。
精力的にライブを行い、”Dommune””PROGRESSIVE FOrM 10th@liquidroom”
“Flyrec 10th””渋響””BUNKAI-KEI SHOWCASE@WOMB”など電子音楽重要パーティに参加。
YMOのカバー集[YMO REWAKE]に楽曲提供。
11月にはmasato tsutsui, kazuyamatsumotoと共に3都市に及ぶ単独中国ツアーも成功させる。
2012年4月、電子音楽最高峰のフェスの一つ、SónarSound Tokyo 2012に出演。
6月には大阪、神戸、千葉の初国内ツアーを終え、
SónarSoundで初披露した新曲入のdigitalEP”corona #2 / V.A.”を発売。
9月現在は自身初となるヨーロッパツアーも成功を収め、
11月に1stアルバムのリミックス・ライブ・アルバム” Intersect Landscape…”が発売。
開けて2013年にはベルリンのアーティストとのコラボEPや多数の監修作品、自作品のリリースを予定している。
いずれの活動も聴覚より五感へと紡ぎ、記憶に繋がる様に実験、実践を繰り返している。