台湾を代表する室内楽アンサンブルCicadaが台湾の海をテーマとした「Ocean」をflauからリリースする。
以下、レーベルからの解説文
工業化された悪果を背負い、厳しい汚染を許すこととなった西海岸、狭くて長い縦谷と共に開発されていない豊かな自然と観光発展、環境問題の間のジレンマに 苛まれる東海岸。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギターによる豊潤なアンサンブルが描くのは、海岸山脈を隔てて二つの異なる表情を見せる台湾の海の物語です。太平洋の海底に群れる魚や潮の流れの力強さをドラマチックに、時に繊細に表出するアンサンブル、他のモダン・クラシカル作品とは一線を画す開放的なミックスは、どこまでも遮ることのない光と海を表現するかのようです。クラシックの荘厳さ、躍動感溢れる演奏に深い叙情性を讃えたCicadaの 音楽は、海面にきらめく光、心地よい夜の風、賑やかな青春と自己との対話、海を通した豊かな物語を感じさせてくれるでしょう。
タイトル:Ocean
アーティスト:Cicada
発売日:2015年12月2日
CAT#: FLAU54
tracklist:
01 Flapping Wings
02 Over Coastal Range
03 Deep Blue Shadow
04 Ocean Foam
05 Over the Sea/Under the Water
06 Close to Wetland
07 Withered Reflection
08 Blooms in Dark
09 into the Ocean
10 The Seashore of Endless Worlds
11 Rolling Waves
12 Diving into Pacific Ocean
13 Light Shining Through the Sea
■ リリース詳細:
http://flau.jp/releases/54.html
Cicada
2009年の秋、作曲とピアノを 担当する江致潔(Jesy Chiang)を中心とした 5 名によって結成された室内楽アンサンブル。2010年にOlafur Arnaldsのライヴのオープニ ングアクトとしてでデビュ ー、アルバム「Pieces」が台湾で大ヒットを記録し、いくつかのリリースと共に瞬く間に台湾で最も勢いのあるアー ティストに成長、今年 flauより台湾の海をテーマとした「Ocean」を12月に発表予定。また、来年初頭には Cicadaの初期作をまと めたコンピレーションを同レーベルよりリリ ースする。