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A WINGED VICTORY FOR THE SULLEN – ATOMOS
考える時に言葉は邪魔になる。2014年はインストものを多く選んでいた気がします。
その中で、思考さえ止まる程ディープに自分の中に入ってきたこの作品。
全てに懺悔したくなるくらい、美しく、深い。
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damien rice – MY FAVOURITE FADED FANTASY
彼の歌にはいつも心が揺さぶられる。
このアルバムを初めて聴いた時は、心臓がぎゅぎゅぎゅと抱き締められたように痛くて涙が止まらなかった。
軽々しくは聴けないけれど、素晴らしい新作を今年最後に届けてくれて感謝します。
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Quentin Sirjacq – Piano Memories
以前Dakota Suiteと共に来日した際、何気なく弾いたピアノの音色に私の耳が恋をしてしまった。
今年いちばん聴いたのは間違いなく彼の作品。
自分が自然体でいられる音楽だと感じます。
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Lou Rhodes – One Good Thing
大好きなボーカリストの一人、LambのLouのソロ作。
アコースティックギターと彼女の枯れたような深い低音の声がすごく好み。
高音ボーカルばかりが注目されがちですが、低音の声にこそ、その人の感情が表れると思う。
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Sokif – AFFECTIONATE UNSELFISH
何曲か、声で参加させて頂きました。
歌詞がない分、自分の声を客観的に聞く良い機会にもなりました。
穏やかで、優しい楽曲たち。
この場を借りて。Sokifさん、お誘い下さってありがとうございました!
caluプロフィール
matryoshkaのボーカリスト。
2007年 Novel Soundsより1stアルバム「zatracenie」
2012年 Virgin Babylon Recordsより2ndアルバム「Laideronnette」リリース。
その他ソロとしてAnoiceのメンバーらと共演するバンドRiLFや、様々なアーティストとのコラボレーション、ゲストボーカリストとして活動。
言葉に依らず声のみで聴き手に感情を喚起させることを目指す。
http://www.matryoshka.jp
http://www.virgin-babylon-records.com