【Review】Kiln – meadow:watt

Review

2007年リリースの大名盤「Dusker」からフルアルバムとしては6年ぶりのリリース!
本当待ってました!今作もまたオバケがかわいいGhostly Internationalからのリリース。

このような緻密で繊細で、計算されつくされてるんじゃ?というようなメロディーの音楽の中には冷たく、非常に無機質に感じてしまい、飽きが来てしまうような楽曲も数多くありますが、Kilnの楽曲は、機械的なサウンドながらもメロディアスであり、曲の展開も流動的に変化してゆくので全く飽きずに聴けます。

音の一つ一つが仄かな熱を帯びつつも、決してエモーショナルになり過ぎずに躍動感を維持している絶妙なバランス感も最高です。

名盤の条件の一つである「全曲良い」という条件をあっさり満たしている事が凄いし、Kiln独特のIndustrialな味付けを絡めたオン リーワンなサウンドが健在である事が何より嬉しい。今作もまた、大名盤確定です。

ryouta kaizu

peak silenceの
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