Airhead – For Years
コラージュ感覚でビートミュージックを網羅したアイデアの宝庫みたいな作品。
マスタリングのクオリティが非常に高くて音作りの参考になりますしアルバムのサイズ感といい内容の濃さといい、完成度高い。
Autumnが好み。
Boards of Canada – Tomorrow’s Harvest
言わずもがな間違いのない作品。
アンビエント成分多めになり、より深遠に。
周波数からパン振りまでコントロールされつくされてるので、そういうの気にしながら聴くと勉強になります。
いまやスタンダードな感じに聴ける。
Gold Panda – Half Of Where You Live
古き良き時代の音をセンス良く扱ってる好例。
ディテールがエレクトロニカですが、ストイックな音像があり、しっかりチルもしてて技術と才能が聴き取れます。
オリエンタルな旋律や雰囲気も個人的に好みで参考になりました。
Mount Kimbie – Cold Spring Fault Less Youth
現代的なプロダクションとポピュラリティを実現させた作品。古い手法と新しいテクニックを同居させ、ダンスミュージック的なマナーを投入したアイデアが新鮮です。
Made To StrayもいいけどSullen Groundが好み。
Shigeto – No Better Time Than Now
ベースミュージックの影響が強くコードとビートが強めですが、いかにもなエレクトロニカ的テイストとバランス良くまとまってて聴きやすいです。
日本人ぽさを何故か感じる音作りの作品。
Geskia!リリース情報
Geskia!『Silent Of Light』PFCD34(PROGRESSIVE FOrM)
【アルバム紹介】
flauでの2008年のデビュー作『Silent 77』や術ノ穴での2ndアルバム『President IDM』などを通じて日本人離れしたサウンドを表現また確立してきたGeskia!による渾身の1枚とでも言うべき通算6枚目となる傑作アルバム!本作では非常に高い評価を得ているリズム・プロダクションを変幻自在にコントロールしつつ、要所に配置された印象的なヴォイスやローズ、ピアノ、シンセを中心としたメロディー、コードワークが時に優しく時に鋭く抜群のセンスでプロデュースされ、収録曲全てに説得力のあるまさにマスターピースと言える抜群の出来映えとなりました。マスタリングはベルリンをベースに90年代よりアーティストとしても確固たる地位を築いているPoleが担当、本作の魅力をより一層の高みに導いている。