evala (port, ATAK) や Ametsub らが注目する新鋭音響家として、2011年のデビュー作以降各誌・各種メディアにて様々な評価と反響を得ているニューヨーク出身の音楽家 shotahirama。強烈な音像と逸脱した音楽観、そして刺青をさらけ出すその風貌はシーンでも一際異彩を放っている。そんなshotahiramaが自身3作品目となるソロアルバム『post punk』を2014年1月に発売する。
今回はそれに先駆け実の弟であるkenhiramaディレクションによるPV (short ver.)が公開された。先日のAtom™ (Raster-Noton) らとの共演も話題になった京都クラブMetroでのshotahirama STROBE LIVE-SETからのライブ映像を含むshort ver.だが、本編であるlong ver.は年明け公開予定だそうだ。
アルバム『post punk』は1トラックのみ、shotahirama特有のカットアップはさらなる進化を遂げ、そこに音楽的要素はまるで皆無。印象としては恐ろしく冷えきった音像世界といった趣きであり、音響特化の音楽作品としては圧巻のストイックさと言えよう。注目はギターサウンドらしき音響までもが登場する「ポストパンク」と銘打たれた本作の真意だが、メロディは一切存在せず、音の響きだけで描かれる陰鬱な雰囲気は確かにそれを強く感じる事が出来る。誰も望んでいなかったポストパンクが突如現れ戸惑いは隠せないだろう。なお、アルバムの詳細は年末までにはすべて出揃う見通しだ。
shotahirama official website
http://www.signaldada.com
shotahirama live information
EMAF TOKYO 2013 day2に出演決定!
Red Bull Music Academy Weekender EMAF TOKYO 2013.11.3, 4
day1: Diamond Version (Byetone&Alva Noto) + 伊東篤宏, μ-Ziq, world’s end girlfriend & Another Alchemy, AOKI takamasa and more
day2: ヤン富田, Y.Sunahara, Fennesz, Lusine, shotahirama and more