brrd – youth group (from “anointing”)
こちらが心配になるほど大胆なサンプリングと狙い澄まされた位置にそっと置かれ続けるなんでもない音色のビートによって構成された衝撃的に虚無感の渦巻く1曲。SLF TAPESのブログによって知ったということも含めて、今年一番目から鱗が落ちました。
KHALIL NOVA X GAMERA – BLUNT 52 ✬ (from “ASTRAL KUSH 1 & 2”)
前後不覚状態で作っているとしか思えない荒廃した宇宙のようなGAMERAのプロダクションと、これだけ声をディストーションされても怒らない仏のようなKHALIL NOVAのラップによる2013年最恐の前衛ヒップホップ。これはダウンロード時のファイル破損ではない。
メトロノリ -標的の曲 (from “回り”)
形になったりならなかったりを繰り返すスリリング極まりない楽曲に漂う千切れた声。ポエムコアの影さえ薄ら宿しながらそれとは明らかに遠い、どちらかと言えばJON(犬)に近い?中空に浮かぶメトロノリの出現それ自体が衝撃。
canooooopy -golden fossil hits (食品まつり a.k.a. foodman Remix) (from “polymorphism vs remixes [壱]”)
手前味噌ですが…自作のリミックス版に寄せられた、食品まつりによるの怪作。本人としては「V系ラップ」を目指したそうですが念を込めすぎて壊れているためそもそも判読不能。「ガチャポン売り場 ベンチに座るあの子もKANI」という素朴なラインがトラウマになる。
GANGHOUSE FUNGI – 憤慨するサルバドール [SALVADOR HIGH]
手前味噌ですが…Lidly、axion117とcanooooopyの3名で結成したチームの通算2曲目にして最初の突破点。2014年も鋭意動かしていきたく思います。気になった方はメンバーそれぞれの作品も聴くしかない→検索
canooooopy
2014年初頭にはduenn labelからの次作が控えています。
次回出演の件、お待ちしております。