JIMMY EDGAR(Warp Records)やSKIRT(Semantica Records)らを次々とリミックスし、Richie Hawtin率いるM_NUS一派、Chris Liebing率いるCLR一派までもがファイヴァリットにその名前を挙げ世界中のテクノDJ/リスナーがこぞって注目するトラックメイカーYUJI KONDOことDUCEREY ADA NEXINO。そしてevala(port, ATAK)やAmetsub等が絶賛し、その革新的な音楽観と音響音楽で話題を集めるshotahirama。彼ら2人によるリミックスEP『Just Like Honey』(5月23日全国発売)のミュージックビデオが公開解禁された。
映像監督はshotahiramaの実の弟でもあり、大好評だった前作『NICE DOLL TO TALK』のトレイラーも担当していたkenhiramaが今作でもそのすべてを担っている。
映像は1分弱の短いトレイラーではあるが、kenhirama特有とも呼べる「不幸感や孤独感」を演出するカメラワークやライティング、そしてなによりも特筆すべきは shotahirama / DUCEREY ADA NEXINO 両者がこよなく愛すスケートボードカルチャーへのリンクであろう。この映像に携わったすべてのアーティスト、スケートボーダー達によるオルタナティヴアティテュードが伺える、刺激的で最高にクールな映像に仕上がっている。
DUCEREY ADA NEXINOを迎え、新たな転換期を迎えるであろうレーベルSIGNALDADA。
オルタナティヴ・エレクトロニクスを掲げ、アカデミックではないストリートの何処かに落とされたナードなインテリジェンスをshotahiramaの強い個性でまとめあげる。
結果、国内の何処のシーンにも属さない独自の路線を貫いている状況を彼、そして彼らは楽しんでいるのであろう。
映像監督 kenhirama プロフィール:
アメリカ・ニューヨークに生まれカナダのカルガリーで育ち、現在は東京に拠点を置く映像作家。彼の作品には一貫して「自然環境」とそれに対峙もしくは共存を試みる人間社会の「日常」という2つの要素が含まれている。ショートフィルムというメディアを纏いながらも、シネマティックに描写される2項間の相互作用はまるでドキュメンタリーのように生々しくそして力強い。「ベストフィルム by D90」選出をはじめ、カンヌライオンズではランナーアップ賞を受賞、アムステルダムのHuis Marseille美術館では蜷川実花や川内倫子らと共に作品展示を果たすなど精力的に活動を行っている。現在は実の兄であるサウンド・アーティスト shotahiramaとのコラボレーションやMarsen Jules (12K)、ポーランドの音楽家pleqへの映像提供など、ショートフィルムだけに留まらずジャンルをクロスオーヴァーする制作にも取り組んでいる。
facebook.com/kenhiramavisuals
“Just Like Honey Trailer”
Film directed by kenhirama
“Just Like Honey” CD/EP
shotahirama / DUCEREY ADA NEXINO
23rd May 2013 on sale
Available at Amazon, iTunes, Tower Records, HMV and more